リフティングとブースターは、目標とする皮膚の深さと作用の仕方が異なります。リフティングは真皮の深い層とその下の約4.5mmのSMAS(筋膜)層まで熱エネルギーを届け、たるんだ組織を引き締めて引き上げることに重点を置きます。一方、ブースターは1~2mmの浅い真皮層に作用してコラーゲンの生成を誘導し、皮膚そのものの質と弾力を高めることに重点を置きます。
リフティング系は超音波や高周波などのエネルギー機器を用いて深い層に熱刺激を与え、この熱がコラーゲンの収縮と新生を誘導し、時間の経過とともに引き締まる効果につながります。ブースター系は注射や微細な刺激を通じて、真皮にコラーゲン・水分環境を改善する成分や刺激を届けます。
まとめると、リフティングは「構造を引き上げる」アプローチ、ブースターは「皮膚の土台を整える」アプローチと理解できます。両系統は目標が異なるため、競合関係ではなく、互いに補完し合う形で用いられることが多いです。




