MAGAZINE H

手打ち注射の代わりに機械で打ったリジュラン®、痛くなければ効果もない?

by Heal House

インジェクターでリジュラン®を注射すると痛くないため効果もないのかという疑問にHeal Houseがお答えします。

一定の深さで薬剤を注入するインジェクターの特徴と手打ち注射との違い、痛みと効果が必ずしも比例しない理由をまとめました。

リジュラン®は痛いと有名じゃないですか。

それでかなり緊張してインジェクターで施術を受けたのですが、全然痛くなかったんです。

ところが周りから、手打ち注射ではなくインジェクターで受けたから痛くないんだ、

そうやって打っても効果はないだろうというふうに言われて。

実際、効果も3日くらいしかもたなかった気がするのですが…

インジェクターで痛くなく打つと、本当に効果はないのでしょうか?

[インジェクター] 一定の深さで薬剤を注入するスキンブースター専用機器

リジュラン®のインジェクターを使って痛みの負担を減らし、頬にスキンブースター施術を受ける女性の様子

[お答えします]

インジェクターで痛くなく打ったからといって、リジュラン®の効果が落ちると断言することはできません。痛くなかった理由は、陰圧機能を活用するインジェクターが皮膚を軽く引き上げ、薬剤を目標層に比較的一定に注入したためである可能性があります。

効果が3日しかもたなかったと感じられた原因は、機器だけの問題というより、皮膚再生に関連するリジュラン®の効果が現れる時期を誤解されていたか、現在の皮膚状態に必要な施術の方向性が異なっていた可能性があります。

手打ち注射の代わりに機械で打ったリジュラン®、痛くなければ効果もない? 本文画像4

こんにちは。Heal House江南院の代表院長、皮膚科専門医のチョン・ハンミです。

スキンブースターの代名詞であるリジュラン®を前に、多くの方がリジュラン®の痛みを心配されます。そのため「思ったより痛くない?」と感じると、かえって不安になって効果を疑うこともあります。ただ最近は、リジュラン®の痛みの負担を減らすためにインジェクターを活用する場合もあります。今日は、インジェクター施術がなぜ痛みを感じにくいのか、そして効果を左右する本当のポイントは何かを順を追ってご説明します。

インジェクターで打つと痛くない理由と仕組み

手打ち注射の代わりに機械で打ったリジュラン®、痛くなければ効果もない? 本文画像5
リジュラン®の製品箱とリジュラン®専用インジェクター機器が並べて置かれたスキンブースター施術機器の画像

痛みが大きいと知られているリジュラン®の痛みが生じる理由は、比較的深い層に一度に多くの薬剤が入ることで圧力が大きくなる場合が多いためです。このとき皮膚の内側の組織が瞬間的に膨張し、引き裂かれるような圧迫感が生じて、リジュラン®の痛みが大きくなりやすいのです。

一方、インジェクターを活用してリジュラン®を痛くなく打つ方法の仕組みは次のとおりです。まず陰圧(Suction)機能を利用してインジェクターが皮膚表面をやさしく引き上げ、一定に固定します。その後、浅く精密に注入します。皮膚が引き上げられて張った状態で針がごく浅く入り、設定された少量の薬剤をぽつぽつと絞り出すように注入します。組織が大きく膨張するほどの刺激を抑え、目標層に少量ずつ細かく行き渡らせる方式であるため、麻酔クリームなしでも比較的楽に感じる方がいます。ただし部位や皮膚の状態によってはチクチクした痛みを感じることがあります。

[カウンセリングまとめ] リジュラン®の痛みは、比較的深い層に薬剤が一度に入り圧力が大きくなるときに生じることがあります。精密なインジェクターを活用して浅く細かく注入すれば、リジュラン®の痛みを抑えながらも目標の真皮層に薬剤を安定して届けることができます。

エンボスがなければちゃんと入っていないのでしょうか

手打ち注射の代わりに機械で打ったリジュラン®、痛くなければ効果もない? 本文画像7

理解を助けるための画像です。

注射の注入前後はエンボスの違いではっきりと分かります。

例の右の写真よりエンボスがずっと強い場合も多いですよ。

リジュラン®施術前後の頬の皮膚比較写真。左は施術前の通常の皮膚、右はリジュラン®施術直後にエンボスが現れた様子

リジュラン®というと、多くの方が顔にぽつぽつと盛り上がるエンボスを思い浮かべます。そのためエンボスが多く出ないとちゃんと打てた気がせず、エンボスがなければリジュラン®の効果もないように感じることもあります。しかしエンボスは薬剤が一か所に集まって一時的に皮膚が膨らんで見える現象にすぎず、効果の基準ではありません。

一つのポイントに多くの量が入るとエンボスが大きく見えることがあり、反対にインジェクターを活用してリジュラン®を痛くなく打つ方法のように少量ずつ細かく分散して注入されると、エンボスが小さかったりすぐに引いたりすることがあります。まとめると、エンボスが少ないということは薬剤が入っていないという意味ではなく、むしろ一か所に偏らず薄く均一に広がったという意味である可能性があります。

さらに、施術後2~3日間、顔がつやつやしてハリがあるのは、注入による一時的なうるおい感や微細な浮腫(むくみ)である可能性があります。皮膚バリアを回復し細胞を目覚めさせるリジュラン®の効果は、施術後1~2週間後から徐々に実感される場合が多いため、3日で効果が終わったと早く失望される必要はありません。

[診察まとめ] 注入後にできるエンボス(ブツブツ)の大きさや有無は注入テクニックの違いに過ぎず、リジュラン®の効果に比例するものではありません。3日目に感じられるツヤは一時的な現象である可能性があり、細胞再生に関わる変化は通常1~2週間後から徐々に実感されることが多いです。

正しく施術を受けたのに効果を感じられなかった場合

手打ち注射の代わりに機械で打ったリジュラン®、痛くなければ効果もない? 本文画像9
リジュラン®スキンブースターの製品箱と注射器がメタルトレイの上に置かれた皮膚再生注射製品の写真
オレンジ色のエラビエ Re2O® 20 製品箱と注射器が一緒に見える皮膚再生注射製品の写真

もし2週間経っても変化がわずかであれば、施術の失敗というよりも、お肌の状態や期待された変化がリジュラン®の作用方向と異なっていた可能性があります。リジュラン®の核となる成分であるPNは、肌に何かを直接詰めるのではなく、肌自身が回復するよう「シグナル」を送る役割を果たします。

したがって、肌バリアがすでに健康な方や、構造的な充填(ハリ、毛穴の改善)を望まれていた場合には、変化を大きく実感しにくいことがあります。そのような場合には、シグナルを送るリジュラン®とは異なるアプローチとして、構造的基盤を補うRe2O®をご検討いただくことができます。

Re2O®は、hADM(ヒト由来同種真皮)から得られたECM成分を通じて、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンといった「材料」を肌に補う方向の施術だからです。顔の赤みや乾燥があり、毛穴が大きくハリが低下してお悩みの方に、選択肢の一つとなり得ます。

[診察まとめ] リジュラン®の痛みに耐えて施術を受けたにもかかわらず満足度が低かった場合、お肌のタイプと施術の目的が合っていなかった可能性があります。肌バリアの回復が目的ならリジュラン®が役立つことがあり、毛穴やハリ低下などの構造的な問題がお悩みなら、Re2O®が異なる方向の選択肢となり得ます。

自分の肌に合ったSkin Booster 選択ガイド

手打ち注射の代わりに機械で打ったリジュラン®、痛くなければ効果もない? 本文画像12

■ リジュラン®(Rejuran)

肌の再生シグナルを目覚めさせるSkin Booster

PN成分により、肌が自ら回復できるよう再生シグナルを伝える方向の施術です。

肌バリアが弱って敏感になっている方、

肌荒れや内部乾燥が気になる方、

浅い小じわや肌コンディションの改善を

期待される方にご検討いただけます。

インジェクター方式を活用すれば、痛みの負担を軽減しながら薬剤を比較的均等に分散注入できるため、

リジュラン®の痛みが心配な方にも一つの選択肢となり得ます。

■ Re2O®

肌の基盤を補うECMベースのSkin Booster

Re2O®は、hADMベースのECM成分を活用し、肌の構造を成す基盤成分を補う方向の施術です。

リジュラン®をきちんと受けたのに効果をあまり実感できなかった方、

加齢により肌内部が空洞化しているように見えたり、毛穴やハリ低下が

同時に気になる方にご検討いただけます。

単に肌に再生シグナルを送るだけでなく、

弱った真皮環境や肌の基盤補完が期待できる点で、リジュラン®とは異なる方向のアプローチです。

[診察まとめ] 自分の肌が自己再生のための「シグナル(リジュラン®)」を必要とするタイミングなのか、崩れた建築の支柱を埋める「材料(Re2O®)」が必要な状況なのかを見極めることが重要です。皮膚科専門医との精密な診断を通じて施術の方向性を決めてこそ、最高のリジュラン®効果やSkin Boosterの満足度を得ることができます。

よくあるご質問

手打ち注射の代わりに機械で打ったリジュラン®、痛くなければ効果もない? 本文画像13

Q. 周りでは手打ちで打たなければリジュラン®の効果が確実に出ないと言われたのですが?

必ずしも正しいとは言えません。

効果を左右するのは「手打ちか機械か」ではなく、「正確な真皮層に薬剤が安定して入ったか」です。

手打ちでも注入の深さや量が合わなければ、リジュラン®の痛みが大きくなることがあります。インジェクターで正確な深さに均一に注入することも、精密な施術方法の一つです。

Q. 機械(インジェクター)で打つ場合、麻酔クリームを塗らなくても本当に痛くないのですか?

場合によっては可能です。

肌を陰圧で引き寄せて浅い層に少量ずつ注入する、リジュラン®を痛くなく打つ方法を活用すれば、

リジュラン®の痛みに対する負担を軽減し、比較的快適に施術を受けていただけます。痛みの強さが効果の大きさを証明する

ものではありません。

Q. 施術から3日目ですが、元に戻ったように感じます。効果がないのでしょうか?

施術直後2~3日のしっとり感は、注射の刺激や液体成分による一時的な現象である可能性があります。

リジュラン®の肌再生に関わる変化は、肌内部の細胞が活性化する1~2週間後から徐々に現れることがありますので、

もう少し時間を置いて経過をご覧になることをお勧めします。

手打ち注射の代わりに機械で打ったリジュラン®、痛くなければ効果もない? 本文画像14

Hanmi Jung 皮膚科専門医

手打ち注射の代わりに機械で打ったリジュラン®、痛くなければ効果もない? 本文画像15

Heal House 江南院の院長として10年以上活動し、数千件の顔を分析してきました。

大韓皮膚科学会・大韓皮膚科医師会の正会員として活発な学術活動を続けており、

SCI学術誌への論文掲載や国際・国内学会での発表経験があります。

「小さく優雅で輝く顔」を追求し、

単なる施術ではなく、患者様の顔全体のバランスを読む診療を目指しています。

戻る