Skin Booster JUVELOOK JUVELOOK Volume

JUVELOOKはどのようなコラーゲンブースターですか?

PDLLAとヒアルロン酸を組み合わせ、自己コラーゲンの生成を促す弾力・毛穴改善型のブースターです。弾力・毛穴の変化は通常、施術後4週間前後から始まり、3〜6か月にかけて徐々に現れます。程度には個人差があります。

PDLLAはどのようにコラーゲンを作るのですか?

PDLLA(ポリ-D,L-乳酸)は、真皮に注入された微粒子が線維芽細胞を刺激し、皮膚が自らコラーゲンを作り出すよう促す仕組みで作用します。外部からボリューム物質を充填するdermal fillerとは異なり、粒子の周囲に自分の皮膚の新しいコラーゲンが形成されることがポイントです。

PDLLAは生分解性の成分のため、時間の経過とともに徐々に分解されて体外へ排出され、その場所に生成されたコラーゲンが残って改善効果が持続します。JUVELOOKには非架橋ヒアルロン酸が配合されており、コラーゲンが定着する前の初期のうるおい感とキメの改善を補います。


弾力・毛穴・ボリュームのうち、どれに強いですか?

JUVELOOKの強みは弾力と毛穴・肌キメの改善であり、陥没した部位を埋めるボリューム目的は、粒子濃度を高めた別製品であるJUVELOOK Volumeの領域です。コラーゲンが真皮全体に均一に生成され、皮膚表面の支持力が回復する仕組みのため、開いた毛穴や小さい瘢痕、薄くなった皮膚の弾力低下に活用されることが多いです。

悩みJUVELOOKの適性備考
弾力低下・小じわ高いコラーゲン新生による密度改善
たるんだ毛穴・小さい瘢痕高い毛穴周囲の支持力回復
陥没したボリューム限定的JUVELOOK Volume・dermal fillerの領域

深い瘢痕やたるみを伴う場合は、JUVELOOK単独よりもSYLFIRM XやVirtue RFなどのニードル高周波、弾力施術との併用が必要となることがあります。


リジュラン®とは目的がどう違いますか?

リジュラン®が損傷した皮膚の「再生と鎮静」に焦点を置くのに対し、JUVELOOKはコラーゲン新生による「弾力と組織密度の改善」が目的です。どちらもSkin Boosterに分類されますが、成分と作用の方向性が異なるため、皮膚の状態に応じて選択が変わります。

区分リジュラン®JUVELOOK
主成分PN(ポリヌクレオチド)PDLLA+非架橋HA
主な目的再生・鎮静・バリア回復コラーゲン生成・弾力・毛穴
相性のよい皮膚薄く敏感な皮膚、赤み・内側の乾燥毛穴・小さい瘢痕・弾力低下

両者は競合というより補完の関係に近く、敏感さを先に回復させたうえでコラーゲン誘導を加える順次併用も可能です。現在の皮膚の優先課題が再生か弾力かによって順序を決めればよいです。


JUVELOOKの効果はいつから現れますか?

ヒアルロン酸によるうるおい感・キメの改善は施術初期から感じられ、コラーゲン生成による本格的な弾力・毛穴の変化は通常、施術後4週間前後から始まり、3〜6か月にかけて徐々に現れます。自分の皮膚がコラーゲンを作っていく過程のため、即効的な変化よりも徐々に積み重なる改善を期待する施術です。

このような特性から、1回の施術よりも4週間以上の間隔で2〜3回以上回数を重ねるほうが、体感満足度が高いとされています。改善の速度と程度は、年齢、皮膚の厚さ、コラーゲン生成能力によって個人差があります。


どのような人に合いますか?

たるんだ毛穴や小さい瘢痕、年齢とともにハリが低下した皮膚が悩みであれば、JUVELOOKはよく合う選択肢です。特にニキビ跡で肌キメが均一でない方、毛穴が縦にたるみ始めた方、保湿ケアでは満たされない弾力低下を感じる方に活用されることが多いです。診療でも、保湿だけでは満たされない毛穴・弾力低下を理由にJUVELOOKを求める方は少なくありません。

反対に、皮膚が非常に敏感で赤み・内側の乾燥が主な悩みであればリジュラン®系が、即時的なツヤとうるおい感が目的であればスキンバイブ by ジュビダームビスタ®やHILO WAVE®のようなHAブースターがより合う場合があります。Heal Houseでは診療を通じて皮膚の状態と悩みの優先順位を確認したうえで、適したブースターと回数をご案内していますので、カウンセリングを通じてご自身に合った計画を立ててみることをお勧めします。


References

Kang Hyunjin

皮膚科専門医・建大院

丁寧なカウンセリングとたゆまぬ研究で、患者様お一人おひとりに最適な治療をご提案いたします。