リフティング ウルセラピー・プライム

ウルセラピー・プライムの副作用、神経損傷のリスクはある?

ウルセラピー・プライム施術後に現れることがある感覚異常や一時的な表情筋の違和感は、多くが2〜6週間以内に自然に改善し、永続的な神経損傷はごくまれです。

ウルセラピー・プライム後に感覚異常や表情の違和感が生じるのはなぜですか?

皮膚の深い層(SMAS)に照射された超音波の熱エネルギーが、感覚神経や筋肉を動かす「運動神経」の枝の周囲に一時的な刺激やむくみ(炎症反応)を引き起こすことがあるためです。

特にあごラインの周囲は神経が比較的浅く通る注意区域があり、エネルギーが届いた場合、しびれ、ぴりぴり感、鈍い感覚などの「感覚異常」が現れることがあります。また、ごくまれですが運動神経が刺激を受けた場合、笑うときに唇が少しゆがむ、水を飲むときに横にこぼれるなど、表情や筋肉の動きが一時的に違和感を伴う症状がみられることもあります。

重要なのは、こうした症状の多くが神経が切れるなどの永続的な構造的損傷ではなく、熱による一時的な刺激反応であるという点です。臨床的にも多くは2〜6週間以内に自然に改善し、数か月以内に完全に回復する経過を示します。(ただし、症状が長引く場合や不快感が大きい場合は、診察による評価が勧められます。)


ウルセラピー・プライムは深い層の施術なのでリスクが大きいのですか?

深い層を扱うため、顔面の解剖学的理解が高度に求められるのは事実ですが、正確に施術すればリスクが大きい施術ではありません。

ウルセラピー・プライムは超音波画像(DeepSEE®)で皮膚の層をリアルタイムに直接確認しながら、決められた深さ(1.5・3.0・4.5mm)にのみエネルギーを届けるよう設計されています。目で見ずに感覚に頼って施術するのではなく、ターゲットの層を目で確認しながら照射位置を決められる点が安全性の要です。つまりリスクの大きさは「深さ」そのものよりも「その深さを扱う方法」にかかっています。


施術者の熟練度がなぜ重要ですか?

ウルセラピー・プライムは同じ機器でも、施術者が超音波画像を読影して層と位置を決める施術であるため、熟練度が結果と安全の両方を左右するからです。顔には神経・血管が通る注意区域があり、部位ごとに皮膚・脂肪の厚さが異なるため、同じカートリッジでも適した深さが異なります。これを判断するのが施術者の役割です。

熟練した施術者は画像で層を確認し、エネルギーが目標の層に正確に入るようにし、神経の走行部位では照射角度と位置を調整します。また、施術中に患者さんが瞬間的なチクッとした痛みを感じた際にすぐ位置を変えるなど、リアルタイムのフィードバック対応も副作用の予防に重要です。皮膚科専門医が直接診断・施術設計に関わる医院を選ぶことが安全な理由です。


ウルセラピー・プライム後のむくみ・痛みは通常何日続きますか?

軽いむくみや押したときの痛み(圧痛)は、通常数日から1〜2週間程度続くのが一般的です。施術直後は赤みや熱感が数時間程度みられることがあり、その後、鈍い痛みや噛むときの張りが残ってから徐々に消えていきます。多くは日常生活に支障のない程度です。

症状一般的な経過対応
赤み・熱感数時間〜1日特別な処置なしで自然に改善
むくみ・張り(圧痛)数日〜2週間程度経過観察、刺激を避ける
しびれ・ぴりぴり感(感覚異常)通常2〜6週間以内に改善6週間以上続く場合は診察
筋肉の動きの異常まれ気づいたら施術医院に連絡

個人差がありますので、上記の期間は一般的な経過としてご参考いただき、症状が徐々に強くなる場合や筋肉の動きに明らかな不快感を感じる場合は、期間にかかわらず施術を受けた皮膚科にご相談のうえ経過観察を受けることが最もよいです。


ウルセラピー・プライムを安全に受けるには何を確認すべきですか?

正規カートリッジの使用有無、施術者の熟練度、そして施術前の診断の充実度の3点を確認されるとよいです。ウルセラピー・プライムのカートリッジは1回使い切りの消耗品で、施術前の開封確認と正規品認証の手続きを求めることができます。正規品でないチップはエネルギー伝達の正確性を保証できず、効果と安全の両方に影響することがあります。

また、施術前のカウンセリングで、ご自身の顔の脂肪量・皮膚の厚さ・神経の注意区域を考慮したショット配分計画を説明してくれるか、副作用発生時の対応体制があるかを確認されることをお勧めします。ウルセラピー・プライムはこうした条件が整ってこそ安全性が確保される施術ですので、価格よりも診断と施術の質を基準に医院を選ばれ、気になる点は皮膚科専門医とのカウンセリングで十分に確認されることをお勧めします。


References

Ko Hyerim

皮膚科専門医・水原院

自信に満ちた肌で患者さまの人生がより堂々と輝けるよう、いつもそばで努めてまいります。