しわ・輪郭 Re2O® HA Filler

縦の首のしわと横の首のしわ、施術は違うのですか?

縦の首のしわは広頚筋(プラティズマ)が原因のため、ボツリヌス毒素(botulinum toxin type A)で緩めることが優先されます。一方、横の首のしわは皮膚の折り畳みと弾力低下が原因のため、深く刻まれたしわはdermal fillerで埋め、浅い小じわ・弾力低下にはRe2O®やRADIESSE®などのコラーゲンブースター、マイクロニードルRFやサーマクールなどの弾力機器でアプローチするなど、まったく異なる施術が必要です。

横の首のしわと縦の首のしわは、できる原因がどのように違うのですか?

原因となる層自体が、皮膚と筋肉で異なります。

  • 横の首のしわ:皮膚の繰り返しの折り畳み、光老化、乾燥によってコラーゲンが失われることで生じます。幼い頃から先天的に年輪のようにある場合も多く、スマートフォンを見下ろすなどうつむく習慣のために若い年齢でも深くなりやすいです。
  • 縦の首のしわ:あごの下から鎖骨まで首全体を覆う「広頚筋(プラティズマ)」という筋肉の緊張と老化が主な原因です。主に中年以降、筋肉の弾力が低下することで、首に力を入れたときに縦の帯(バンド)のようにぽこっと浮き出て見えるようになります。

幼い頃からある濃い横の首のしわは、どのようになくせますか?

年輪のようにすでにはっきりと深く刻まれた横の首のしわには、へこんだ空間を物理的に埋めるdermal filler(HA Fillerなど)の施術が最も第一選択で効果的な方法です。深いしわの線に沿って粒子のなめらかなdermal fillerを少量ずつ精巧に注入し、折り畳まれたしわの下の谷を平らに持ち上げます。


深く刻まれてはいないけれど、首全体の小じわと弾力低下が気になる場合、どのような施術がよいですか?

はっきりした溝ではなく、浅い横じわや薄くなった肌の質感が問題であれば、肌内部のコラーゲン構造をしっかりと強化し、引き締めるアプローチが必要です。

  • コラーゲンブースター:Re2O®、GOURI、RADIESSE®など、コラーゲン生成を強力に誘導したり、構造物質を補うSkin Boosterを活用します。首の皮膚に薄くのせることで、たるんだ皮膚の土台を厚く、ハリのあるものに再構築します。
  • 弾力リフティング機器:全体的な皮膚のたるみや細かい小じわには、マイクロニードルRF、サーマクール、Alltite、ソプラノチタニウムなどのエネルギー機器を複合的に活用します。真皮層に熱を加え、ゆるんだ首の皮膚を全体的にタイトニングします。

あごの下にぽこっと浮き出る縦の首のしわ(筋肉性のしわ)は、どのように治療しますか?

ピンと張る縦の帯状のしわは、皮膚ではなく過度に収縮した筋肉が作り出す症状のため、ボツリヌス毒素(botulinum toxin type A)の施術が最も優先される解決策です。緊張した広頚筋をやわらかく緩めることで、縦のバンドが目立たなくなり、なめらかな首のラインが作られます。施術後数日以内に効果が現れ、維持には数か月ごとの繰り返し施術が必要です。


施術効果を長く維持し、首のしわを予防するための生活習慣はありますか?

スマートフォンを目の高さで見る姿勢が、首のしわ予防の第一歩です。うつむいたまま画面を見る時間が長いほど、同じ位置の皮膚が繰り返し折り畳まれ、横じわが早期に定着するため、画面を上げ、途中で首を伸ばす習慣が重要です。

日焼け止めと保湿剤を首まで塗ることも基本です。首の皮膚は薄く皮脂腺が少ないため、顔よりも早く乾燥し、光老化の影響もそのまま受けるからです。高すぎる枕を避け、横向きに丸まって寝る姿勢を減らすことも役立ちます。

すでにできたしわが習慣の修正だけで薄くなることは難しいですが、生活管理が併行されてこそ施術効果も長く維持されます。ご自身の首のしわがどのタイプか気になる方は、皮膚科専門医との相談で原因から確認されることをおすすめします。


References

Ko Hyerim

皮膚科専門医・水原院

自信に満ちた肌で患者さまの人生がより堂々と輝けるよう、いつもそばで努めてまいります。