白斑の手術 — 色素細胞移植

Heal House 白斑の手術

失われた色素を再び満たす 白斑の手術

白斑の手術は、色素が失われた皮膚にご自身の正常な皮膚から得たメラニン細胞を移植し、再び色素がつくられるよう促す治療です。

すべての白斑患者に必要な治療ではありません。薬物や光線療法だけでは色素の回復が難しく、一定期間病変の進行が止まった安定した白斑で主に検討します。

白斑の手術のための微小パンチ移植術

Heal House 白斑の手術

いつ手術を検討しますか?

世界白斑学会の治療ガイドラインでは、薬物と光線療法で十分に改善せず、病変の進行が止まった安定した状態のときに手術を検討できるとされています。手術は特別な選択ではなく、白斑の標準治療の一つです。

  • 内科的治療に反応しない

    薬物・光線療法を1年以上続けても改善がない

  • 病変の進行が止まっている

    非分節型は1年以上・分節型は6か月以上安定

  • 安定しているかを確認する

    判断が難しい場合は小さな部位にテスト移植

Heal House 白斑の手術

白斑の手術、
どの方法で行いますか?

手術の面積や部位、年齢や状況に応じて方法を決めます。

Heal House 白斑の手術

手術後の経過はどうですか?

移植した正常な皮膚のメラニン細胞が、病変部に色素を供給する基盤となります。顔や首、比較的若い患者、分節型白斑で反応が良い傾向があると知られており、最も重要な要素は病変がどれだけ安定しているかです。手術後は経過に応じて光線療法を併用することもあります。

手術前に知っておきたいこと

移植した皮膚の色が周囲と少し異なることがあり、回復には時間がかかります。病変が十分に安定しているかを診療を通じて一緒に判断することが先です。

手術と再発

手術はメラニン細胞が失われた病変部にご自身の色素細胞を移植する方法であり、体の免疫反応そのものを止める治療ではありません。そのため再発の可能性は手術の有無にかかわらず、白斑本来の経過に従います。手術後も危険因子を減らし、経過を一緒に観察することが重要な理由です。

Heal House 白斑の手術

手術治療を成功させるための条件

分節型白斑の患者1年以上安定した白斑若い年齢光線療法・レーザー療法の併用顔と首の部位

手術治療は若い患者や分節型白斑の患者でより良い結果が期待できます。 特に白斑が少なくとも1年以上安定した状態であれば、方法にかかわらず1回の手術で50〜80%の成功率を示すこともあり 手足よりも顔や首の部位でより効果的な結果がみられることもあります。 手術後は移植した色素細胞の増殖と移動を促すため、光線療法やレーザー療法を併用することが重要です。

Heal House 白斑クリニック

診察室でよくいただくご質問