江南にHeal Houseを開いた日、むしろ心は落ち着いていました。
華やかな場所へ行くという高揚感よりも、より多くの方にお会いできるという嬉しさのほうが大きかったからです。
6年前に始まり、真心ひとつで歩んできた時間があったからこそ
新しい環境を穏やかに迎えられたのだと思います。
流行より持続可能性、華やかさより本質を。肌に真心を込めて
水原から始まり江南へと続くHeal Houseの開院の経緯と診療哲学をまとめた記事です。
研修医時代や大学病院フェロー時代に学んだ患者を観察し共感する姿勢、流行よりも本質と持続可能性を重視する診療基準について述べています。
振り返ると、江南での開院にあたっては4年間の研修医生活と大学病院でのフェロー経験が大きく役立ったと思います。単に医術を学ぶ時間ではなく、患者を深く見つめる方法、誠意ある観察と真心のこもった共感が治療と同じくらい重要だということを身をもって学んだ意義深い時間でした。数多くの学会参加や論文執筆の経験があったため大学教員の道を歩むこともできましたが、開業医の道を選ぶことにしました。私が目指す治療や施術の敷居が高くあってほしくないと考えたからです。もう少し正直に言えば、健康に美しくなる方法は意外とシンプルなのに、多くの方が道に迷っているという思いに少しもどかしさを感じていました。そこで研修医生活を共にしたJung Min Bae先生と志を同じくする同僚が集まり、Heal Houseを始めることになりました。「世の中にないただ一つの皮膚科をつくってみよう」という決意とともに。
実はHeal Houseの始まりは水原でした。当時も現在もそうですが、ほとんどの医院はマーケティングと広告に注力するのが現実です。無限の競争ですから、やむを得ない部分だと思います。しかし私たちは別の方向に目を向けることにしました。「来院された方と大切なご縁を結ぼう。いつでも真心を尽くそう。」という思いで。この哲学が心に根づくにつれ、いつでも真心を尽くすようになりました。今の時代に愚かだと言われることもありますが、来院後は気持ちよくお帰りいただき、Heal Houseを思い浮かべたときに前向きな気持ちになっていただきたいという思いでした。その思いのおかげか、Heal Houseは無事に定着しました。毎日の昼のミーティングを通じたサービス改善と、診療を終えた後も止まらない努力のおかげだったと思います。私はもちろん、共にする同僚たちに感謝しています。
それでも限界がないわけではありませんでした。水原というアクセスの面での限界です。来たくても来られない方が多くいらっしゃいました。そこで心の中で、もう一度決意しました。「より多くの人に届く場所へ行こう」と。
こうして江南にHeal Houseを開院することになりました。江南に来ても治療哲学は変わりません。むしろより強固になったと言いたいです。一見すると華やかな場所へ移り初心を失ったと見る方もいらっしゃるかもしれませんが、華やかさよりも本質、一時的なものよりも持続可能な治療と施術を目指すことに変わりはありません。献身と信頼、温かさと卓越性も同様です。
「肌に真心を込めて。満足を超えて、感動へ」というモットーを実現するため、お客様アンケートでお客様の声を聞き、足りない点を直し、良かった点はさらに伸ばすことを今も繰り返しています。治療が必要で、あるいはきれいになりたくて訪れたこの場所が後悔でいっぱいになることは望んでいませんから。温かいおもてなしと気持ちのよい出会いとして記憶されること、それが私たちの目指すところです。
何はともあれ否定できないSNSの時代です。トレンドはひと月も持たず、悲しいことに不変というものが存在しない世の中です。それだけに、流行に流されるよりも自分たちらしくあろうという思いは、より一層固くなります。
華やかさよりも本質、自分の肌を安心して生涯任せられる場所、一瞬輝くのではなく時間が経つほど価値が輝く施術、そして何より自分を自分らしくしてくれる空間、これがHeal Houseが目指す哲学です。
皮膚科専門医 Hanmi Jung
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