リフティング ウルセラピー・プライム サーマクール

超音波リフティングとRFリフティング、何が違う?

超音波(ウルセラピー・プライム)は約4.5mmの深さのSMAS層に点単位でエネルギーを伝え、深いたるみの改善に、RF(サーマクールFLX・10THERMA(テンサーマ)・Alltite)は真皮を広く温め、弾力・肌質の改善に焦点を置きます。どちらの方式も効果は即時というより、コラーゲン新生が進む数週間から数か月にかけて徐々に現れます。

超音波とRFでは、届く皮膚の深さがどう違う?

超音波とRFは、エネルギーが作用する深さと方式が異なります。超音波(HIFU方式)はエネルギーを一点に焦点のように集め、真皮の下のSMAS(筋膜)層まで、一般的に約4.5mm前後の深い層に伝えるのに対し、RFは電磁エネルギーで真皮層を比較的広く温める方式です。

超音波は目標の深さ(例:約1.5・3.0・4.5mm)に熱凝固点を点単位で形成し、深い層を精密に刺激します。Heal Houseのウルセラピー・プライムがこの超音波方式でSMAS層を狙います。

RFは真皮全体に熱を広げ、コラーゲン環境を改善する点に強みがあります。Heal HouseのサーマクールFLX・10THERMA(テンサーマ)、そしてAlltiteがこの系統に該当します。

区分HIFU(超音波)高周波(RF)
主な作用深度深いSMAS層(約4.5mm前後)真皮層中心
エネルギー伝達点(焦点)単位の凝固面単位の加熱
主な強み深いたるみのリフティング弾力・肌質の改善
自社機器の例ウルセラピー・プライムサーマクールFLX・10THERMA(テンサーマ)・Alltite

超音波とRF、即効性がより早いのはどちら?

どちらの方式も本当の効果はコラーゲン新生が進む数週間後に現れるため、「即時」という表現より「徐々に」という表現のほうが正確です。施術直後に少しのつっぱり感を感じることがあります。

超音波は深いSMAS層を狙ってたるんだ構造を締める方式なので、輪郭の変化を目標とする場合が多いです。RFは真皮を温めて皮膚の弾力と質感を改善する方式なので、なめらかさ・ハリを中心とした変化として感じられる傾向があります。

どちらの方式も、熱刺激が誘導したコラーゲン新生が施術後数週間から数か月にかけて徐々に定着します。実際にRF施術部位を組織学的に分析した研究でも、施術2~6か月の間に真皮のコラーゲン密度と配列が改善する変化が観察されました。したがって、1回の施術直後で判断するより、十分な期間を置いて変化を見守ることが適切であり、反応の速さには個人差があります。


痛みは超音波とRFのどちらが強い?

痛みは個人の敏感さ・部位・強度によって差が大きいため、どちらが必ずより痛いとは言いにくいです。

超音波は深い層にエネルギーを凝縮して伝える特性上、施術中に骨の近くや敏感な部位で瞬間的な痛みを感じることがあります。RFは広い面を温める方式なので熱感として感じられる傾向がありますが、これも強度の設定によって異なります。

最近の機器は冷却・麻酔クリーム・強度調節などで痛みの負担を減らす方向で運用されています。痛みに敏感な場合は施術前のカウンセリングで事前にお伝えいただければ、部位と設定を調整し、より快適に進めることができます。


私の肌には超音波とRFのどちらが合う?

主な悩みが「たるみ」なら超音波が、「弾力低下・肌質」ならRFが優先的に考慮されるのが一般的です。二つの方式が作用する層と強みが異なるためです。

輪郭線がぼやけ、下へ垂れるたるみが目立つなら、深いSMAS層を狙う超音波が役立ちます。一方、皮膚が薄く弾力が落ち、小じわ・毛穴など表面の質感が悩みなら、真皮を広く扱うRFが役立つことがあります。

診療の現場では、たるみと弾力低下が同時にある場合がほとんどで、一つに断定するのは難しいです。皮膚の厚さ、脂肪・筋膜の状態、ダウンタイムまで併せて考慮する必要があるため、どの方式がご自身に合うかは専門医のカウンセリングを通じて判断されることをお勧めします。


超音波とRFを一緒に受けると相乗効果はある?

作用する層が異なるため、超音波とRFを一緒に計画すると相互補完が期待できます。超音波が深いSMAS層のたるみを、RFが真皮の弾力・質感を改善し、全体的な改善を図る方式です。

Heal Houseでは超音波系(ウルセラピー・プライム)とRF系(サーマクールFLX・10THERMA(テンサーマ)・Alltite)を保有しており、肌の状態に応じて組み合わせを検討できます。

ただし併用の可否と順序、間隔は、皮膚の反応とダウンタイムを併せて考慮してこそ安全で効果的です。同じ日に一緒に受けることもあり、分けて受ける場合は最低2~4週間前後の間隔を置く場合が多いです。無理に一度に進めるより、ご自身の状態に合った組み合わせとスケジュールを専門医と相談することが勧められます。


References

Kim Sujeong

皮膚科専門医・水原院

美しさは健康な肌から始まるという信念のもと、患者さまの時間に寄り添ってまいります。