現在、白斑は兵役判定の身体検査において、病変の範囲と位置を合わせて評価します。
特に重要なのは、全身の体表面積に占める白斑の割合と、顔や手など外部に露出する部位への広がり具合です。
そのため、白斑の全体面積がそれほど広くなくても、顔などの露出部位に病変が集中している場合は、兵役判定に影響を及ぼす可能性があります。
| 確認する項目 | 内容 |
|---|---|
| 病変の範囲 | 全身の体表面積に占める白斑の割合 |
| 病変の位置 | 顔・手などの露出部位の有無 |
| 病変の分布 | 一箇所に限局しているか、複数箇所に広がっているか |
最終監修
白斑があるからといって、全員が同じ兵役判定を受けるわけではありません。病変の範囲や、顔・手などの露出部位への広がり具合によって、身体等級が異なる場合があります。
現在、白斑は兵役判定の身体検査において、病変の範囲と位置を合わせて評価します。
特に重要なのは、全身の体表面積に占める白斑の割合と、顔や手など外部に露出する部位への広がり具合です。
そのため、白斑の全体面積がそれほど広くなくても、顔などの露出部位に病変が集中している場合は、兵役判定に影響を及ぼす可能性があります。
| 確認する項目 | 内容 |
|---|---|
| 病変の範囲 | 全身の体表面積に占める白斑の割合 |
| 病変の位置 | 顔・手などの露出部位の有無 |
| 病変の分布 | 一箇所に限局しているか、複数箇所に広がっているか |
はい。兵役判定では、顔面の白斑の範囲も重要に評価されます。
2015年の改正では、顔面に白斑が30%以上生じた場合、他の部位の面積に関係なく4級の判定を受けられるよう基準が変更されました。
その後、2018年には対象疾患の範囲が拡大され、2024年の改正により、白斑の程度に応じた判定基準もより具体化されました。
つまり、白斑の兵役判定では、単に「白斑があるか」よりも、「どこに、どれだけあるか」がより重要です。
兵役判定検査では、病変を直接確認し、診療記録や写真なども併せて検討します。
準備できる資料は以下の通りです。
- 白斑の診断と治療経過が記録された診療記録
- 組織検査を実施した場合は、その結果報告書
- 白斑の位置と範囲が確認できる病変の写真
- 必要に応じて、最近発行された診断書
検査では、病変の位置と大きさを確認し、必要に応じて体表面積に対する白斑の範囲を評価します。
兵役中に白斑が新たに発生したり悪化した場合は、まず部隊の医務室や軍病院で診察を受けることが優先されます。
必要に応じて薬物療法や光線療法を受けることができ、軍の医療施設での治療が困難な場合は、民間病院への委託診療が行われることもあります。
白斑が広範囲に悪化したり、勤務を続けることが困難な問題が生じた場合は、現役勤務不適合審査が検討されることがあります。
また、兵役中に白斑が悪化した場合、公務傷病として認められる可能性もあります。
国民権益委員会には、入隊前に一部白斑があった兵士が、勤務中に顔面や全身へ病変が大きく悪化した事例において、公務傷病の該当性を再審議するよう勧告したケースがあります。
その際、紫外線への曝露の可能性、適切な治療を受けられなかった期間、軍・民間病院の診療記録などが併せて検討されました。
ただし、これは個別事例に対する判断であり、兵役中に白斑が悪化したからといって、すべてが公務傷病と認められるわけではありません。
兵役判定の基準は時期によって変わることがあります。実際に兵役判定検査を準備されている場合は、検査時点での兵務庁の最新基準を確認することが最も重要です。
兵務庁. 「兵役判定身体検査等検査規則」. 2024年2月1日改正基準.
国民権益委員会. 兵役中白斑悪化関連公務傷病再審議勧告事例. 議決番号2CA-1407-226568, 2014年9月24日.

Jung Min Bae
皮膚科専門医・江南院
真心のこもった診療とたゆまぬ研究で、白斑の患者さんの頼もしい伴走者となります。
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