狭帯域紫外線B治療を受けた白斑症の患者は、3か月で10人中6人が25%以上改善し、75%以上色素が回復した患者は3か月の13%から12か月の36%へと、治療期間が長いほど増えました。
当院の研究チームは、紫外線治療の効果を扱った前向き研究35編、白斑症の患者1,428人を集めて分析しました。このうち狭帯域紫外線B(NB-UVB)治療を受けた患者は1,201人でした。
| 治療期間 | 25%以上の色素回復 | 75%以上の色素回復 |
|---|---|---|
| 3か月 | 62% | 13% |
| 6か月 | 74% | 19% |
| 12か月 | 75% | 36% |
25%以上改善した患者は3か月の62%から6か月の74%へと増えましたので、最初の2〜3か月に変化が少ないというだけで効果がないと判断するのは早すぎます。その後、25%以上回復した患者はほとんど増えませんでしたが、75%以上回復した患者は6か月から12か月の間に2倍近く増えました。反応がよい方でも、色素が完全に回復するには1年あるいはそれ以上の治療が必要となる場合があるということです。ただし、12か月治療しても色素の回復が25%に満たない患者も4人に1人の割合でした。
