スキンブースター JUVELOOKRe2O®

ブースターでもしこり(結節)ができる?

スキンブースターでもまれに結節(しこり)が生じることがあり、特にコラーゲンブースターは注入方法が重要で、多くは適切な管理により改善します。

結節のリスクがあるブースターは?

比較的結節に注意が必要なのは、コラーゲン生成を誘導する再生型ブースターです。JUVELOOK(PDLLA+HA)、Re2O®(hADM ヒト由来コラーゲン)のように組織内でコラーゲン反応を誘導する系統は、物質が均一に広がらないと局所的にしこりができる可能性があります。一方、水分供給を中心としたHA系(スキンバイブ by ジュビダームビスタ®、BELOTERO® Revive)は、浅い層に少量ずつ均一に注入する方式で施術するため、結節の負担は比較的低いほうです。

カウンセリングでも「ブースターでもしこりになりますか」という質問をよく受けますが、系統によって傾向が異なります。以下は系統別に結節の観点から特徴を参考用にまとめた表です。

系統代表的なブースター結節の観点からの一般的な特徴
水分(HA)スキンバイブ by ジュビダームビスタ®、BELOTERO® Revive浅い分布で結節の負担は低いほう
再生(PN)リジュラン®生体適合性が高く、リスクは低いほう
コラーゲン誘導JUVELOOK、Re2O®分散・深さの管理が特に重要

ブースター施術後に結節ができるのはなぜ?

結節は、注入された物質が一か所に固まったり、適切でない深さに過度に注入されたりしたときに発生することがあります。特にPDLLAのようなコラーゲン誘導粒子は、希釈が十分でなかったり均一に分散されなかったりすると、局所的に固まって結節ができる可能性があります。

個人の組織反応も重要な要因です。同じ製品で同じ施術を受けても、炎症や線維化反応には個人差があり、まれに遅発性に結節が触れる場合もあります。

つまり結節は特定の製品だけの問題ではなく、製品の特性、施術方法、個人の組織反応がともに影響して発生するものと理解するのが正確です。


ブースターの結節予防で注意することは?

予防の要点は、適切な希釈・均一な分散・正確な注入深度です。特に粒子型コラーゲンブースターは、製造元の推奨方法に従って十分に希釈・混合したうえで、適切な層に少量ずつ均一に注入することが重要です。製品によっては均一な分布のために施術後の軽いマッサージを勧めることもあります。

施術後は、皮膚科医が案内した管理方法をよく守ることが役立ちます。注入部位を過度に圧迫したり強くこすったりすることを避け、サウナやチムジルバンなど過度な熱・刺激を控えるのがよいでしょう。

何より結節の予防は、十分なカウンセリングを通じて肌の状態に合った製品と用量を選び、正しい施術方法を適用することが最も重要です。


ブースター施術後に結節ができたらどうする?

結節が触れる場合は、自分で強くもんだり押し出したりせず、まず医療機関に相談することが優先です。多くは経過を見ながら軽いマッサージや必要に応じた局所治療などで管理し、HA系であれば状況に応じて分解酵素(ヒアルロニダーゼ)を検討することもあります。

自己判断で刺激したり長期間放置したりすると、かえって状態を悪化させることがあります。赤み・痛み・熱感を伴う場合や結節の大きさが増す場合には、炎症反応の可能性を確認するため皮膚科医の診察を受けるのが安全です。


ブースターの結節は自然に消える?

結節は時間の経過とともに自然に和らぐ場合もありますが、すべてが自然に消えると断定するのは難しいです。軽いしこりは、皮膚組織が適応し施術物質が落ち着く過程で数週間から数か月かけて徐々に小さくなることがあります。ただし一部の結節は長く続いたり硬くなったりする場合があり、状態によっては追加の管理が必要となることがあります。

結節がどのくらい続くかは、使用した製品、発生原因、個人の組織反応によって差が大きいです。そのため長く続いたり不快感がある場合には、ただ待つのではなく皮膚科医と相談して適切な管理方法を決めるのがよいでしょう。


References

Kim Sujeong

皮膚科専門医・水原院

美しさは健康な肌から始まるという信念のもと、患者さまの時間に寄り添ってまいります。