Skin Booster リジュラン®JUVELOOK

スキンブースターの種類が多すぎる、どう選べばいい?

スキンブースターは製品名ではなく、水分・再生・ボリューム・抗炎症という4つの目的のうち自分にとっての第1優先を決めたうえで、それに合った成分系統と注入層を基準に選ぶ必要があります。

ブースターを選ぶとき、成分から見るべきか層から見るべきか

成分と層は別々に考えることはできず、成分が入れるべき層を決めるため、両方を合わせて見るのが正解です。ヒアルロン酸のように水分を保持する成分は真皮の浅い層に均一に広がることで効果を発揮し、コラーゲン生成を誘導する成分は比較的深い真皮層で線維芽細胞を刺激することで役割を果たします。つまり「何を入れるか」と「どこに入れるか」は一組です。

ただし順序をあえて決めるなら、まず自分の肌の悩み(目的)を定め、それに合った成分系統を探し、その成分が正しい層に正確に入るよう施術方法を確認する流れが合理的です。同じ成分でも層がずれると効果が低下したり表面が凹凸になったりすることがあり、成分の選択と同じくらい施術の熟練度が結果を左右します。


スキンブースターの水分・再生・ボリューム・抗炎症のうち、自分の目的はどう決めるか

鏡を見たときに最初に気になる変化は何か、そしてその変化がいつから始まったかを基準に決めるとよいです。つっぱり・くすみが主な悩みなら水分、毛穴・小じわ・弾力低下が見られるなら再生、こけやボリュームの減少を感じるならコラーゲン誘導(ボリューム)、赤み・敏感さが繰り返すなら鎮静・抗炎症に重きを置く、という具合です。

目的代表的な成分系統対応例
水分・ツヤヒアルロン酸(HA)スキンバイブ by ジュビダームビスタ®、BELOTERO® Revive
毛穴・小じわ・弾力PDLLA·ADM·PCLJUVELOOK、Re2O®、GOURI
ボリュームPLLA·PDLLA· HA·CO₂+HA·CaHASculptra、JUVELOOK Volume、HILO WAVE®、ジュブゼン、RADIESSE®
鎮静・複合改善PN(ポリヌクレオチド)・ADMリジュラン®、Re2O®

実際には目的が一つだけの場合は少なく、水分不足と弾力低下が同時に起こる場合が多いです。そのため診察室では優先順位を決めて第一の目標を先に解決し、残りは回数や組み合わせで補う方法を勧めます。


流行の製品を追ってはいけない理由は何か

流行の製品は「よく知られた製品」にすぎず、「自分の肌に合う製品」という保証はないからです。スキンブースターは成分系統ごとに作用機序と目標層が異なるため、脂性・乾性かどうか、皮膚の厚さ、色素や紅潮の有無、以前の施術歴によって適した製品が変わります。SNSで良く見えた製品が自分の肌では効果が乏しかったり、かえって合わないこともあります。

もう一つの問題は期待値です。流行のコンテンツは劇的な変化を強調する傾向がありますが、スキンブースターは多くが4週間間隔で3回を経て徐々に改善する施術であり、結果には個人差があります。製品名を先に決めて来院するより、自分の肌状態を診断してもらったうえで、それに合う系統を逆に選ぶほうが時間と費用の両面で効率的です。


複数のブースターを組み合わせるラインナップはあるか

はい、目的が二つ以上ある場合は異なる系統を組み合わせる設計が可能で、実際によく活用されています。例えば水分が不足しながら小じわ・再生が必要な肌は、ヒアルロン酸系とPN系(リジュラン®)を時期を分けて併用でき、弾力低下が伴う場合はJUVELOOKやSculptraのようなコラーゲン誘導系を加えて層ごとに役割を分けることもあります。

Heal Houseはリジュラン®、JUVELOOK、Sculptra、ジュブゼン(CO₂+HA 自己コラーゲン誘導)、Re2O®(hADM ヒト由来コラーゲン)、スキンバイブ by ジュビダームビスタ®、BELOTERO® Revive、GOURIなど成分系統別のラインナップを備えており、一つの製品に肌を合わせるのではなく、肌に合わせて製品を組み合わせる方式で設計します。組み合わせる際は施術間隔と順序が重要であるため、一度にまとめて行うより肌の反応を見ながら日程を配分するのが安全です。


カウンセリングでは何を基準に質問すればよいか

「この製品は良いですか?」より「私の肌にはどの系統がなぜ合うのですか?」と尋ねることが核心です。具体的には、第一に自分の肌診断結果(水分・弾力・色素の状態)がどうか、第二に勧められる成分系統が何でどの層を目標とするか、第三に何回の施術を経てどのような変化が期待できるかを確認されるとよいです。

さらに施術後のダウンタイムと注意事項、他の施術との併用可否、維持管理の周期まで尋ねると全体像が見えてきます。答えが製品名中心ではなく、自分の肌状態と根拠中心に返ってくるかが良いカウンセリングのサインであり、正確な選択は専門医との対面診断を通じて決めることをお勧めします。


References

Park Hyojin

皮膚科専門医・大邱院

皮膚の健康と美しさはもちろん、心まで癒やされるよう、心を込めて診療いたします。