Skin Booster Dermashine PRO リジュラン®

VAMI (Vacuum-Assisted Manual Injection) Q&A

VAMIはVacuum-Assisted Manual Injectionの略で、Dermashine PROなどのマルチニードルインジェクターの陰圧(Vacuum)を利用して皮膚を安定して保持した状態で、薬剤は皮膚科医が直接手で注入する方式です。

VAMI(Vacuum-Assisted Manual Injection)とは何ですか?

VAMIはVacuum-Assisted Manual Injectionの略で、Dermashine PROなどのマルチニードルインジェクターの陰圧(Vacuum)を利用して皮膚を安定して保持した状態で、薬剤は皮膚科医が直接手で注入する方式です。

機械が決められた量と圧力で自動注入する一般的な方式とは異なり、VAMIは皮膚の厚さや組織の抵抗、治療部位に応じて注入量と注入圧力を皮膚科医が直接調整できる点が特徴です。

つまり、機械のVacuumと手打ち注射の精密な調整を組み合わせた注入法といえます。


VAMIは一般的なDermashine PROの自動注入と何が違うのですか?

一般的なDermashine PROの施術では、陰圧で皮膚を保持した後、機械が設定された量の薬剤を自動で注入します。

VAMIもDermashine PROの陰圧を利用しますが、薬剤を押し込む過程は自動注入ではなく、皮膚科医が直接行います。

これにより、皮膚の薄い部位と厚い部位、組織の抵抗が大きい部位と小さい部位に応じて、注入圧力と量を細かく調整できます。

特にSkin Booster施術で起こりうる薬剤の逆流やロスを減らし、目的の深さに少量を細かく注入することを目指します。


VAMIはなぜ浅く、少なく、細かく注入するのですか?

VAMIの重要な概念の一つはSmall・Superficial・Spaced Closely、つまり1ポイントに多くの量を入れるのではなく、少量を浅い層に細かく分散させることです。

1ポイントの注入量を減らすと、皮膚表面に大きく盛り上がるエンボを抑えながら、広い面積に薬剤を均一に届けることができます。

特にRe2OのようなECMベースのSkin Boosterでは、一つの大きな塊として注入するのではなく、小さな単位で広く分散させることで、注入された物質と周囲の組織が接触する面積を広げられるという理論的な利点も考えられます。

ただし、すべての製品を同じ深さと同じ量で注入すべきという意味ではありません。製品の特性と治療目的に応じて、VAMIの深さと注入量も変える必要があります。


VAMIで施術するとエンボと痛みは少ないですか?

VAMIは1ポイントあたりの注入量を非常に小さく調整できるため、一般的な手打ち注射の方式に比べて目立つエンボを減らすのに役立つ可能性があります。

また、Vacuumで皮膚を安定して保持した状態で複数の微細な針を使用し、組織の抵抗に合わせて注入圧力を直接調整するため、痛みを減らすのにも役立つ可能性があります。

ただし、エンボは注入法だけで決まるものではありません。

Volume(注入量)・Depth(深さ)・Tissue(組織)・Product(製品)によって異なるため、VAMIの目的は単に「エンボのない施術」ではなく、各製品と皮膚に合わせてこれら4つの要素を精密に調整することです。


VAMIはどのSkin Boosterに使用できますか?

VAMIは特定の製品のための専用注入法というより、Skin Boosterを精密に届けるための一つのinjection techniqueです。

Re2Oやリジュラン®をはじめ、さまざまな注射剤で活用できますが、製品ごとに粘度や広がる性質、目標とする皮膚層と治療目的が異なるため、同じ方式で注入するわけではありません。

したがって、VAMIの核心は単にDermashine PROを使うことではなく、

Vacuumで皮膚を安定して固定し → 製品と組織に合った深さを選び → 1ポイントの注入量を調整し → 皮膚科医が直接注入圧力をコントロールすることです。

結局のところVAMIは、自動注入の利便性と手打ち注射の繊細な調整を組み合わせ、薬剤を目的の位置により精密に届けることを目指す注入方式といえます。


Rhee Do Young

皮膚科専門医・建大院

お一人お一人の皮膚を一枚のキャンバスと捉え、固有の美しさを見つけてまいります。