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二重あごはニュービジュでなくなる?効果・痛み・施術回数まで

ニュービジュは、コール酸(Cholic acid、CA)という成分で作られた世界初の脂肪分解注射です。あご下の脂肪細胞そのものを減らして二重あごを改善する注射で、従来にない成分を国内で独自に作り出した際に得られる「国産新薬」の承認を40番目に受けました。新薬開発が珍しい国内で生まれた美容医療分野初の国産新薬で、中等度以上に目立つ成人の二重あごの改善に用いられます。

ニュービジュは従来の輪郭注射とどう違う?

脂肪細胞を一時的に減らすのではなく、脂肪細胞そのものをなくす点が異なります。

以前よく使われていた輪郭注射は、ほとんどが複数の成分を混ぜて脂肪細胞内の脂肪を抜き出し、細胞の大きさを小さくする方式でした。脂肪細胞の数はそのまま残るため再び脂肪が蓄積されやすく、効果が一時的な場合が多くありました。一時期は脂肪を減らすためにステロイド成分を使い、皮膚がへこむ副作用が生じることもありました。

一方、ニュービジュは脂肪細胞の大きさではなく数そのものを減らします。脂肪細胞を包む細胞膜を壊して細胞を溶かしてなくす原理で、あご下に蓄積した脂肪細胞の数を直接減らします。一度なくなった脂肪細胞は再び生まれないため、大きさだけを一時的に減らす従来の方式より効果が長く持続します。


ニュービジュはどんな二重あごに適している?

あご下に脂肪が厚くついている二重あごに最も適しています。

二重あごの原因は、脂肪、たるみ、短いあご、老化の4つに分けられます。

原因状況
脂肪あご下に脂肪が蓄積して厚くなった場合(最も多い原因)
たるみ弾力が低下してあご下の皮膚が下にたるんだ場合
短いあごあごの骨があご下を支えられず、脂肪が多くなくてもたるんで見える場合
老化加齢により顔の骨が小さくなり、皮膚を支えていた支持組織が減った場合

このうちニュービジュが解決するのは脂肪です。そのため、体重管理をしてもあご下の脂肪だけがなかなか落ちない方、横顔であごのラインと首の境目がぼやけている方に特に満足度が高いです。承認範囲は成人のあご下脂肪に定められており、頬や二の腕、腹部など他の部位は含まれません。逆に、たるみや短いあごが原因の二重あごの場合、ニュービジュだけでは限界があります。実際にはこれらの原因が2〜3種類重なっている場合が多いため、自分の二重あごがどの原因によるものかをまず確認することが重要です。


ウルセラピー・プライムとニュービジュはどう違う?

ニュービジュは脂肪を減らし、ウルセラピー・プライムはたるんだ組織を引き上げます。

2つの施術は作用する層が異なります。ニュービジュがあご下に蓄積した脂肪の量そのものを減らすのに対し、ウルセラピー・プライムはたるんだ皮膚と筋膜を引き上げて弾力を整えます。

そのため、脂肪は多くないものの皮膚の弾力が低下して二重あごがたるんで見える場合はウルセラピー・プライムで改善でき、あご下に脂肪が厚く蓄積している場合はニュービジュが必要です。脂肪も多く弾力も低下している場合は、2つの施術を一緒に行うこともあります。ニュービジュで体積を減らし、ウルセラピー・プライムで弾力を整え、脂肪が減った部分の皮膚がたるんで見えないようにする方法です。


ニュービジュの痛みとダウンタイムは?

痛みはあるほうですが、負担を減らす方向で開発された注射です。

ニュービジュは人体に近い酸性度(pH)で作られており、主成分のコール酸は界面活性作用が低いほうです。そのため、痛み、腫れ、内出血などの施術後の負担を減らすことに重点を置いています。

ただし、脂肪細胞を破壊する注射である以上、痛みがまったくないわけではありません。施術直後20〜30分程度は注射部位に中等度以上の痛みがあり、その後はヒリヒリしたりズキズキしたりする感覚が続きます。この感覚は通常数週間続き、長い場合は1か月程度続くことがあります。腫れも同様の経過です。施術後1週間程度は誰が見てもわかるほど腫れ、その後徐々に引きますが、微細な腫れが残り完全に引くまでには1か月程度かかることがあります。

時期痛み腫れ
施術直後20〜30分中等度以上の痛み腫れ始め
〜1週間ヒリヒリ感・ズキズキ感目立つ腫れ
1週間〜1か月ズキズキ感が徐々に減少微細な腫れが残った後に引く

ニュービジュの効果はどれくらい続き、何回受けるべき?

一度なくなった脂肪細胞は再び生まれないため効果が長く続き、回数は脂肪量によって異なります。

通常は1か月に1回、2〜3回受ける場合が最も多いです。脂肪が少ない方は1回で終わることもあり、あご下が非常に厚い方はそれ以上必要となることがあります。脂肪細胞の大きさだけを減らすのではなく細胞そのものを溶かしてなくすため、体重が再び増えなければ効果が長期間持続します。

実際に、ニュービジュと似た原理の海外注射(デオキシコール酸注射)を観察した研究では、施術3年後でも10人中8人以上が効果を維持し、最大4年まで大部分で効果が続いたと報告されています。ただし、半永久的といっても形が一生そのまま固定されるわけではありません。大きく太るとあご下に残っている脂肪細胞が大きくなって再び厚くなることがあり、加齢により皮膚がたるむとあご下もたるんで見えることがあります。そのため、施術後も体重管理を継続して行うことが望ましいです。

(正確な用量や回数、ウルセラピー・プライムを併用するかは脂肪量と皮膚の弾力によって異なるため、皮膚科専門医とのカウンセリング後に決定することをお勧めします。)


Hanmi Jung

皮膚科専門医・江南院

一度施術して忘れられる医師ではなく、皮膚のすべてを安心して任せられる生涯の皮膚主治医になります。