レーザー Alltite リジュラン®

顔の赤ら顔・紅潮、リフティングと一緒に管理できますか?

紅潮は血管・バリアの原因を区別して治療すれば、リフティングと時期を分けて並行管理が可能です。血管レーザー・バリア再生治療で肌を先に安定させた後、表皮への負担が少ない高周波(Alltite)・超音波(ウルセラピー・プライム)リフティングへとつなぐ順序が一般的です。

紅潮の原因(血管・バリア)はどのように区別しますか?

紅潮は大きく、拡張した血管そのものが問題である「血管型」と、皮膚の保護膜が弱って刺激を受けやすくなった「バリア損傷型」に分けてアプローチします。血管型は毛細血管が透けて見えたり、温度変化・感情の変化で顔が急にほてったりするのが特徴で、酒さ(rosacea)の傾向を伴うこともあります。バリア損傷型は洗顔後のつっぱり・ひりつき・化粧品による刺激感が一緒に現れ、過度な角質除去や誤ったホームケアが原因である場合が多いです。

実際には、2つの原因が混ざっている場合がよくあります。血管が拡張しているうえにバリアまで弱った肌であれば、血管治療とバリア回復を一緒に設計することで再発を減らせます。拡大鏡・皮膚診断機器による診察で、どちらの比重が大きいかを確認することが治療の第一歩です。


血管レーザーとリフティングは並行できますか?

はい、同じ日に同じ部位に重ねて施術するのではなく、時期と部位を分ければ十分に並行できます。血管レーザーはヘモグロビンに選択的に吸収される波長で拡張した血管を標的とする治療であり、リフティングは真皮・筋膜層に熱を伝えてコラーゲン再生と弾力改善を促す治療なので、標的とする層と原理が異なります。そのため、2つの施術の間に( 2 )週間程度の回復間隔を置いて順序を設計すれば、互いの結果を妨げません。

一般的に、紅潮が強い時期には血管・バリア治療で肌を先に安定させ、赤みが落ち着いた後にリフティングを進める順序をおすすめします。高周波(RF)系リフティングであるAlltiteは、光の波長ではなく高周波エネルギーを用いてメラニン・ヘモグロビンの吸収とは無関係に作用するため、紅潮肌のリフティングの選択肢として考慮されるものと知られています。ただし、施術の間隔と強度は皮膚の反応を見ながら専門医が調整する必要があります。


敏感な肌に安全な施術は何ですか?

敏感な肌には、表皮の損傷が少なく熱刺激を調整できる施術から段階的にアプローチすることが安全です。バリアが弱った状態では強いピーリング・高エネルギー施術がかえって紅潮を悪化させる可能性があるため、低刺激の再生治療で皮膚の基礎体力を先に高めることが原則です。

目的考慮される施術特徴
バリア・再生リジュラン®、ハイドロリフティング真皮再生・水分補給を中心とした低刺激管理
赤み血管標的レーザー拡張血管を選択的に標的
弾力Alltite(RF)、ウルセラピー・プライム(超音波)表皮への負担を抑えながら深い層にエネルギーを伝達

同じ機器でも、エネルギー強度・ショット数・冷却設計によって刺激の程度は大きく変わります。敏感な肌ほど「どの施術か」と同じくらい「どのように施術するか」が重要ですので、肌の状態に合わせた強度設計が可能な医療機関でご相談されることをおすすめします。


紅潮があると避けるべき施術もありますか?

はい、紅潮が強い時期には、熱刺激が強い施術や表皮を大きく損傷させる施術は避けるか先延ばしにするのがよいです。代表的なものとして、強いピーリング・剥離性レーザー、高温のサウナを伴う管理、過度なスクラブ・機械的刺激が挙げられます。拡張した血管と弱ったバリアに強い熱・摩擦が加わると、赤みが長く残ったり敏感さが強まったりする可能性があるためです。

ただし、「紅潮があればリフティングはまったくできない」という意味ではありません。紅潮の急性期を避け、バリアを回復させた後、表皮への負担が少ない方法(高周波・超音波系)を選び、強度を調整すれば管理は可能です。施術の可否はその日の肌のコンディションによって変わる場合があるため、施術前の診察が必須です。


紅潮管理のホームケアは何ですか?

ホームケアのポイントは、刺激を除き、バリアを満たし、誘発要因を避けるという3つです。洗顔はぬるま湯で短時間に、低刺激のクレンザーを使用し、セラミドなどバリア成分を中心とした保湿剤を十分に塗ります。紫外線は血管拡張とバリア損傷の両方を悪化させるため、日焼け止めを毎日使用することが紅潮管理の基本です。

また、熱いお湯での洗顔・サウナ、辛く熱い食べ物、飲酒、急激な温度変化など、個人ごとの誘発要因を把握して減らすことが役立ちます。角質除去・機能性成分(レチノイド、高濃度の酸など)は、肌が安定した後に専門医と相談してゆっくり取り入れるのが安全です。ホームケアでも赤みが続く場合は、血管治療が必要な段階である可能性がありますので、受診されることをおすすめします。


References

Jongsic Kim

皮膚科専門医・板橋院

肌の悩みに深く共感し、十分なコミュニケーションをもとに個人別のカスタマイズソリューションを提案いたします。